我が家のぶどうをメインにしたコース料理です。

ここ3～4年前から、うちで収穫されたぶどうをメインにした、料理をレストランSのマスターに作って頂いています。
今まで、安芸クーインを使ったデザートや、ロザリオ・ビアンコを使ったケーキ、ステーキなどを作って頂きました。昨年はお店におじゃまして、その素晴らしい味に感動したのを覚えています。
先日、マスターから、今年はロザリオ・ビアンコをメインにしたコース料理を作って下さると言う事で、とても楽しみにしていました。
昨日、夕方6時半頃、お父さんと、次女、長男の4人で、お店に伺いその味を堪能して来ました。
長女は、都合がつかず、残念、おじいさんとおばあさんは、誘ったんですが、留守番という事で、マスターにお願いしておみやを準備して頂きました。
皆さんには、お料理が出てきた順に、写真を添えて紹介しますね。想像だけで申し訳ありませんが・・・
最初にテーブルに出された料理は、《フォグラのポワレ・ブドウのソース》です。
フォグラ？、もしかして、あの高級食材かな。ウッソゥ！お父さん、お財布、大丈夫かしら、それも4人分も、でもここまで来たら、しょうがない、お父さんにお・ま・か・せ・しちゃいます。
子供達は、一言、「これって…めちゃいけのごちバトルじゃねぇ!?」との事、そう言えば、似ています。
さあ、それでは、頂きましょう。
早速、不慣れな手付きで、フォークとナイフを使い口の中へ、すると、
「マジでうめぇ!!こんな肉食ったことない!!」の連続。
はずかしい、普段の我が家の食生活が目に浮かぶような言葉の数々、当たっているだけに・・・
確かに、子供達は正直です。ロザリオ・ビアンコを使ったソースが、フォグラとマッチしていて、とても良い味をだしています。
ソースを残すまいと子供達は、必死に食べています。私もその一人ですが・・・・
食べ終えた頃を見計らって、フランスパンとバターが出てきました。
そして、うちで収穫された【山古志村のかぼちゃ】を使ったスープが出されました。
あっさりしたスープが、パンと良く合います。
「よーし、お母さんも家で挑戦してみようかな。この前、じゃが芋のスープ美味しく出来たし、大丈夫、作れるかも。」と、言ったら、息子が
「無理無理、お母さんには、こんな良い味出せないし、作れないから、絶対無理!」と言われました。
ショック、そんなに強く言わなくても…でもやっぱり、無理かなぁ↓↓

そして、大きな白い皿に盛られた《ウズラのロースト・ブドウ風味》がテーブルに置かれました。
ブドウの粒の皮がむかれた状態で入っており、シメジなどのきのこと合わさって、良い香りが漂います。
早速、それぞれの皿にとり、頂くことに。
「うっま、この肉、たれもぶどうの香りがして、最高!」とのことです。
その食べる勢いのすごいこと、我が息子ながら、びっくりです。
続いて、テーブルに、白いかまくらの形をしたものが皿に載せられて運ばれてきました。
マスターが鋏で中を切り始めました。
何と中から、ぶどうの葉っぱらしきものに丁寧に巻かれたものが出てきました。
《葉巻き(ブドウ)牛ヒレ肉の岩塩包み焼き》だそうです。
ぶどうの葉っぱに巻かれたヒレ肉を、塩で固めて、オーブンで焼き上げたものだそうです。
牛ヒレ肉は、ぶどうの葉っぱの香りと一緒に閉じ込められ、その味が染み込んでいます。
皿に綺麗に、個人盛りされると、又感じが違います。
子供達は、「今までの中で、最高に柔らかくて、うんっまぁ！、すんげぇ、ヤバうまっ!!」と感嘆の声です。
お母さんは、もう、お腹がいっぱいで、残すのも失礼なので、子供達に分けてあげました。
うちのちゃっかり者の長男は、マスターの計らいで、ライスも一緒に食べています。
食べ終わる頃を見計らって、コーヒーが運ばれました。
そして、今日のコース料理の最後となる、デザートの登場です。
《ココナッツのブラマンジェ・ブドウのスープ仕立て》です。
思わず、みんなで、「うまそぅ↑↑」の一言です。
ぶどうで作られたソースがブラマンジェにかけられて、とても美味しく見た目も綺麗で口の中で、良い調和をかもし出しています。
少し、味見をしてから、子供達にこれも分けてあげました。
私は、ゆっくりとコーヒーを頂きながら、今日のお料理の素晴らしさに感動しています。
ぶどうをメインに、ぶどうの良さを最大限に引き出し、綺麗で、味も最高なんて、マスターに感謝です。
大変美味しく頂くことが出来、最高に幸せな気分です。
　　　ありがとうございました。
ちょっと、お父さんのお財布が心配ですが、1年に1回だけのこと、今日は甘えちゃいますね。
　　　お父さん、ゴチになりました!!!!!
来年は、どんな種類のぶどうで作って下さるんでしょうか？
今から、待ちどうしく感じられます。期待してしまいそうですが、それには、一番大事なことが・・・
食材のぶどうが、甘くて美味しくないといけませんよね。
　　　　　よーし、来年も、甘ーいぶどう作り目指して、頑張ろうと思います。
宜しくお願いしますね、マスターと、会計担当のお父さん。　
今日の息子の話した言葉は全て、実際に息子がパソコンで入力しました。（話した言葉だけですが）