やっと、ぶどうの芽が出ない訳がわかりました。
裏の連棟のC棟、D棟のぶどうは、今のところ順調に成長育ち、1回目のジベ処理の最中で、月曜日からは、2回目のジベ処理が始まる品種もあります。
でも表のハウスA棟、そして東のハウスB棟は、半分が芽が出ず、特に藤稔、大粒ピオーネ、翠峰がひどい状況です。
ハウスによっても違って、藤稔、安芸クイーン、シャインマスカットが順調に育っているぶどうもあるのですが・・・・
いったいどうしてなのか、ほんと気が滅入る日々がず~と続いていました。
こんな事は、今まで経験がなくて・・・まして芽が出ない何て、いったいどうしたらいいのか、不安で不安でたまりませんでした。
霜の被害?でも今年の春は、そんなにひどい霜は降りなかったはず、それじゃぁいったい何?
不安な日々が続き、山形の苗木屋さんに注文していた苗が2年越しで届くのを待っていたんですが、それもなかなか届かずで、電話をしてみたら、根腐れで今回も送る事が出来ないとか・・
そして昨日お詫びの文面が届いたのですが、それには今年の冬の寒さで5月になっても新芽が出なくて、結局苗は今回もパスになったとか。
と言う事は、我が家のぶどうももしかしたら、冬の寒さの影響なのでは?
更にお父さんが以前ぶどうの剪定の仕方の指導に来て下さった先生に連絡を取り、相談してみました。
私も先生と今のぶどうの状態を説明して、相談にのって頂きました。
やはり、凍害でぶどうの枝が凍み枯れた状態になり、新芽が出ないのではと、そしてあまりひどい場合は、新しい苗を植え替えた方が良いと言う事でした。
その日、お父さんと相談して早速ひどい状況の箇所用に苗を注文しました。
ここ1か月程は、そのひどい状況のハウスを見るのも辛くて避けていましたが、原因がはっきりして、すこし気持ちも落ち着きました。
今現在順調に育って頑張ってるぶどうさん達もあるし、幾らか成長がばらついてるけど、房も出て花も咲き始めようとしてるぶどうもあるので頑張れる気がします。
それにしても、冬の寒さで枝が枯れる何て・・・・ハウスなのに・・・特にハウスの屋根が低いハウスは、屋根が高いハウスと比べ、ハウス内の温度も低いので、A棟の低いハウス、そしてB棟のぶどうが寒さをまともに受けたのかも。
そしてもう一つ原因が・・芽切の芽を切った部分から、寒さをまともに受けて枝が枯れたみたいです。
ほんと難しいなぁ、自然を相手に育てるのは・・・
果物に限らず、野菜、米、作る手側の腕前の上手、下手、そして努力もあるだろうけど、やっぱり自然の脅威には、私達では太刀打ち出来ない。
温暖化の影響で益々その影響は計り知れず、何か日増しに怖いと感じるこの頃です。
でも落ち込んでばかりいられないし、頑張ってるぶどうさん達の為にも、そして我が家のぶどうを待っていて下さるお客様の為にも、バイトさん達と一緒に、ぶどう作り、頑張ろうと思っています。
ショックは、大きかったけど、原因もはっきりしたし、新しい苗が本格的に収穫出来るまで、3年以上はかかるけど・・・ちょっとそれまで体力が持てばいいけど・・・また不安が・・・
結局心配事が尽きる暇がないばばでした。