早いもんで今日から3月。
今日も朝からとってもいいお天気。
先日地元の
敷玉小学校の3年生担当の佐藤先生から、
地元の食材について勉強するので、我が家のぶどうのハウスに子供達がお邪魔して勉強したいとの事。
我が家の3人の子供達もお世話になった小学校ですもの、勿論OK。
ですが今のぶどうの状態は、まだ何にもなくてただ枝が見えるだけ。
これでもいいのかしら?と思ったけど、それでも是非お願いしたいとの事。
テーブルをハウスの中央に置き、
ぶどうの直売の時使ったぶどうの品種の写真やパネルを準備して待つ事に。
賑やかな子供達の声が聞こえてきます、早速元気な挨拶で始まりハウスの中へ。
ハウスの中は30度以上になっていて(換気をしたんですが)子供達もジャンパーを脱いで、早速質問です。
学校の食材として提供してる品種は、この藤稔・ビアンコ・シナノスマイルで、おまけに今年はもう切てしまってないけど、甲斐美麗という品種だよと、昨年撮った写真を見せて説明しました。
次から次へと色んな質問が飛び出し、私がその質問に答えると、一生懸命になって用意してきたメモ用紙に書き留めます。
ほんとは、実際に芽が出ている所や、葉っぱが展開している所などを見せたいんですが、今はちょっと無理。
それでも子供達は、枝から樹液が出ている様子や、暖房機のダクトから自動で暖かい風が出てくる事、スミサンスイを使って水をかけている事など、興味しんしんの様子。
落ちてくる樹液の下にいって、
へぇ~と不思議そうに見入ってます。
今日は、3年生35人がそれぞれ7~8人に別れ、春菊を栽培しているハウス、いちごを収穫している鉄骨のハウスに、そして仙台牛を飼育しているお宅と、4軒のお宅にお邪魔しているそうです。
ここ敷玉は、しそ、なす、トマト、メロン、いちご、さくらんぼ、そして我が家のぶどうなど色んな特色ある野菜や果物を生産しています。
その一部を敷玉小学校、幼稚園に学校給食の食材として提供しています。
その地元の食材の事を勉強するのは私たち生産農家としてもとっても嬉しい事です。
地元の将来を担う子供達が、地元の特色ある食材を見つめ直しそれを育てていってくれたらこんなに嬉しい事はありません。
子供達の無邪気な様子に触れ何となく心が和み、いつでもハウスにきてぶどうの様子を見に来てねと。
最後に子供達の「ありがとうございまいた。」と言う元気な声で別れました。
子供達の期待に応えられる様に
美味しいぶどう作り目指して頑張らなくっちゃ・・ね。