社会人になり、
大阪支店に配属になって3月で一年となる次女。
この間、
何度泣きながら電話をよこした事か・・・
何で毎日こんな遅くまで仕事があるのか、もう眠くて仕事なんか身が入らない、買い物をする時間もないし、さびしくてたまんないとか、最後には家に帰りたい!と。
そんな言葉を聞くと、帰りたくなったらいつでも帰ってきていいんだよ、○○の家はここなんだからと。
私は我慢してもっと頑張りなさいとは言いません。
頑張りきれないから涙して電話をよこす娘に対して、これ以上頑張れなんて言えません。
入社して間もない頃は、もう少しだけ頑張ってみたらと言ってましたが、何度も泣きながら電話をよこす娘に、これ以上は頑張ってという言葉は言えませんでした。
息子が野球の試合で、ピッチャーをしていた頃、頑張って!まっすぐストライクでいいから、打たれても内野の皆が取ってくれるから安心してストライク投げて!と応援団は言います。
まっすぐストライクでいいから・・・そんなに簡単にストライクが投げれるもんならとっくに投げてるよ!
頑張って言うけど、これ以上どうやって頑張ればいいの?と言われたもんです。
次女にも「もういいよ、帰っておいで」と何度となく言いました。
そうすると、次女はいつでも待っていてくれる所があると言う安心からか冷静さを取り戻し、もう少し考えてみるから、明日も早いからもう休むねと。
今度はこちらが心配になり、メールするとなかなか返事がきません。
暫くしてやっと返事が・・・昨日飲み会で先輩にご馳走になり、すんごぉ~く楽しかったと。
いったい何?
心配でメールすれば連絡ないし、いったいどうなってるの、わからん?
でも子供は子供なりに新しい世界に挑戦しながら、色んな事を経験し成長していくのかな、辛い時もあるだろうけど、それを乗り越えて強くなっていってる感じがあります。
今朝のメールに、
今日から平成19年度の営業のスタートだから頑張る!と。
この一年次女に振り回される一年でしたが、まるっきり親戚もいない所で一人で頑張ってる娘を想うと嬉しくて・・・うるうるなる母でした。