ぶどうの注文していた苗木が山形の苗木屋さんから届き、昨日お父さんと一緒に定植しました。
翠峰という品種2本だけですが残りの苗は、春になったら定植する予定です。
それまで藁に包んでハウスの邪魔にならない場所でお休みしてもらってます。
新しい品種もあって、育てるのが難しいかったらとうしようと少し不安もあります。
それとここ宮城の気候に合うかどうか心配だし。
まずは、冬の間凍みないようにしないと。
12月と言えばもう冬。
それなのにここ数日のお天気は、いったい何でしょう?
ハウスで仕事をするなら、1枚服を脱いで仕事をするならわかるけど、昨日は日中でもシャツ1枚でも大丈夫な位暖かくて・・・・年々冬が暖かく短くなっているのを感じる。
温暖化がますます加速してるのではと不安が募ります。
農業は、生産者の腕もあるけど、半分以上は日本の恵まれた四季折々の気候がその時期にあった美味しい野菜や果物を作る大切な要素となっているはず。
冬は雪が降って甘みが増す白菜、そして真冬の寒さと冷たい風によって作られる凍み大根や凍豆腐など真冬だからこそ出来る物です。
ぶどうもこの真冬の間ゆっくりとお休みし、春が近づくにつれて眠りから覚めます。
もし、寒い冬がなくなったらと思うとぞっとします。
過ごしやすくていいと言う方もいるかもしれないけど、そうなったら美味しい野菜や果物が育つ事はもう無理になるのではと。
私が小さかった頃の季節に戻れたらと願わずにはいられません。
ほっぺたがまっかっかで田んぼには真冬になると氷が張り、その上でスケート?靴はなかったけど滑って遊んだ事を思い出します。
中学の時は、朝雪のため自転車が使えず、親友と歩いて学校へ。
途中、雪の上で寝っころがって誰が一番お尻が大きいか比べたりと楽しかった!
今は、多少の雪や雨でもお迎えがあるけど、昔は期待する方が間違い。
雨が降ればカッパで家に着く頃にはもう横なぐりの雨のせいで靴の中までびっしょり。
それでも風邪一つひかず丈夫で、次の日には元気に学校へ。
ここまで季節が戻れなんて言わないけど、せめていい方向に季節が流れてほしい。
これからの子供たちのためにも。